よくある日常の風景
僕 ：モカすきなんだよね〜。
彼女：あ〜私も大好き〜すごく甘くて＾＾
僕 ：あ〜確かにそうだよね〜あの甘味の中の華やかなフレーバーがたまらないよね〜
彼女：わかるー俺君素敵＾＾
ーーーーーー
僕 ：前に言ってたモカ買ってきたよ。このイルガチェフェすごく美味しいから飲んでみて！！
彼女：は？コーヒーはスタバでしか飲まないし。なにこれ？どこがモカなのよ！！！
と、いう光景よく遭遇しませんか？
よくあるよねー（自分に言い聞かせたり）
ということで、今回は一般的にいうモカと、スペシャルティコーヒーでいうモカの違いについて解説します。
なぜ会話が噛み合わないか？
結論は、
「全く別のものをさして、モカと読んでるから！」
なんだよね。
ややっこしい！モカなんて嫌い！ってならずに最後まで読んでくださいね〜。
一般的にいうモカ（スタバとか）
スターバックスが日本のシアトル系カフェを牽引しているからこそ、ここではスタバでのモカをみてみよう！
スターバックスには、カフェ・モカ、ダークモカチップフラペチーノ。。。。etc
その中で、カフェモカをホームページで確認してみる。
と、
なるほどね、なるほどね、、、、むむむ。
この赤い線を引いたところに注目してください。
そう。このチョコレート（シロップ）が入ったエスプレッソコーヒーがスタバでいうモカだったのです！！！
モカ ＝ コーヒー（エスプレッソ） ＋ ミルク ＋ チョコレート
こんな感じ。
スペシャルティコーヒーのモカとは？
大体の女の子がいう、モカについて、みんなわかったと思うけど、今度は、ちょっと洒落たイケてる男がいうモカについて説明しよう。
これです。
（Wikipediaさんから）
モカとは、これです。とか言われてもわからない？
だよねー。
この画像を見て、おや船がいるぞ！と気づいたあなたさすがです！
そう、モカとは、昔のイエメンの港のことなんです！
モカコーヒー（英: Mokha coffee、Mocha coffee）あるいは単にモカ とは、イエメンの首都サナアの外港であるモカからかつてコーヒー豆が多く積み出されたことに由来する、コーヒー豆の収穫産地を指すブランドである。
じゃあなんで、エチオピアのモカ・イルガチェフのモカなんて呼ぶの？
イルガチェフだけではなく、ハラーだってあるし！！
とお思いのあなた！さすがコーヒー通です！
そう、あのエチオピアのコーヒは、昔は対岸のモカの港から出荷されていたので、モカという名前がついていたのです！！
だから、モカ・イルガチェフとか、モカ・ハラーとか、モカだけではなく、そのあとにエチオピアの地名を入れていたのですー。
レケンプティなんて地名もあるよ。
ちなみに、イエメンの代表格は、モカ・マタリ！
年配のコーヒー好きのモカ＝モカ・マタリのことが結構多かったりそうじゃなかったり。。。。
（僕のまわりだけかな）
要するに、モカとは
昔イエメンから出荷されていた豆につけていた接頭語だった
ということですね〜。
これからの、よくある日常の風景
僕 ：モカすきなんだよね〜。
彼女：あ〜私も大好き〜すごく甘くて＾＾
僕 ：あ〜確かにそうだよね〜超わかるーあのチョコレートシロップ入のやつね。最高だよ！
彼女：チョコレートシロップって何？
俺 ：あのモカってのは、チョコレートシロップ入りという意味なんだよー
彼女：俺君、、、物知りなんだからぁ！素敵＾＾
俺 ：美味しいモカ飲みに行こうよ！
ま、こんな感じで、彼女さんとも仲良くやれそうですね＾＾
めでたしめでたしー。
ちなみに
あれ？他にもモカって聞いたことあるよなぁというあなた。
実は、珈琲業界には、ほかにも幾つかあるんだよね。
例えば、直火式のパーコレーター。
ビアレッティ社（Bialetti）製 モカエキスプレス
あとは、あの吉祥寺のコーヒー名店。「もか」のことくらいかなぁ。
