この本を読みました。
コーヒーではなく、ワインの話でしたけど、コーヒーに通じるところがたくさんありましたよ!
金額にふさわしい満足が、商売の条件
お客様は飲むこと、食べることを楽しみたいと同時に、少なからぬ場面で、お金を使うこと、支払うお金にふさわしい満足を味わうことを求めているのだ。
僕も、いろんなコーヒーを飲む。
おいしさを味わうのはもちろんだけど、お店の雰囲気や環境などいろんな面を感じながらいいお店だなーと感じている。
ソムリエという職業は、この満足感を追求した職業なんだと感じた。
ソムリエ=ワインを紹介する人
バリスタ=コーヒーを淹れてくれる人
こんなことを考えていたら、大きな間違い。
プロはそれぞれ、プロの定義があり、プロの価値観がある。
やっぱり、何かを極めた人ってすごい。
ソムリエを超えるソムリエ。それが田崎真也さんなんだと思う。
その田崎さんがサービスの原点を語っている。
「サービスの原点」とは、喜ぶこと、楽しむことだ。
この一言に、田崎さんのソムリエの価値観や働き方が凝縮されているし、選ばれる理由もわかる。
バリスタも、コーヒーを入れることという職業から、サービスを提供する人へと進化が必要なのかもな。
そいういう意味では、競技などを通じてホスピタリティや技術を向上させることは大切。
安いコーヒーも飲もう?
田崎さんは、デパートでのワインコーナーにたってから、このようなことを語っている。
ボクは「安いワインをどんどん飲みましょう」と以前にもまして進めるようになった。
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シチュエーションに応じて、心地よく、ワインを楽しめる方になってくださると信じているからだ
楽しむこと。という前提条件があるからこその言葉なんだろうな。
どうせ飲むなら、おいしいコーヒーを楽しみたい僕は思って言う。
ただ、おいしいを見つける過程も楽しむ意味でも、いろんなコーヒーを飲んでみることは必要。
だから、COE限らず、いろんなコーヒーを飲むようにしている。
常に前進!興味、好奇心こそが、価値観を進化させる
田崎さんのサービスを問うことは人生を問うことという中にこのような言葉がある
「伝統的に」という裏には「こうすればいいんだ。余計なことはするな」と教え込まれた結果である硬直したノウハウしかないからだ
これはどの業界でも言えることだよな。
いろいろ考えさせられました。田崎さんありがとね^^